8/6 根津美術館

 名フィルの日二日目を蹴って朝一のこだまで東京駅へ。苦渋の決断だった\(^o^)/前々から気になっていた根津美術館と、今年もバレエアステラスへ行くことにした。バレエアステラスは去年に引き続き2回目。都響のスターバト・マーテルや、サマーミューザもやってたみたいだけど最初からアステラス一筋だったのでしらべてなかった。

 根津美術館
・鳳凰天冠 平成時代 銕仙会蔵
・妖怪退治図屏風 伝 岩佐又兵衛筆 17世紀 個人蔵

この2つが良かった。冠は最近の作品だけだ惹かれる。
妖怪はやはり空から降ってくるのがいいね。百鬼夜行のイメージは、平成狸合戦ぽんぽこでのパレードのイメージが強くあって、なんとなく地上行列の場面がまっさきに浮かぶが、空からじゃないとね。妖が黒い雲と共に空から飛んでくる図柄の元祖はなんだろう。


 すごく今更だけど西洋画が聖書を題材にしているように、日本だとそれは源氏物語なんだなと感じた。あの夢小説がね、、、。ただし聖書はオラトリオやミサで音楽化されているのに対し、源氏物語の音楽は現代オペラを除いて聞いたことがない。琵琶法師は平家物語だし。雅楽は雅楽だし。
と思ったら順序が逆で、源氏物語に雅楽が登場するらしい。そりゃそうか。https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc22/naritachi/souzoku/column.html


 青山の高級路面店の横を貧乏人の私が通り過ぎて美術館へ行く。プラダの前では金持ちそうな中国人達が撮影会。ブルネオクチネリの路面店もあって、ここがあの超高級紳士服店かあ、と思うなど。(その2つしか知ってるブランドなかった笑)根津美術館も外国人が多い。外国人のうち8割位は中国人かな。