1/7 ウィーン・フォルクスオーパー
愛知芸術劇場コンサートホール

要点
とても良かった。特にスネア。経験の差か。指揮とオケの間の齟齬も全く無くメリハリある演奏。行ってよかった。これなら毎年行きたい。

弦はこもり気味な音だった。強いて違いを挙げるなら、演奏している場所がバレエの場所を確保するために舞台後ろへ少し移動していることだろうか。そういえば評論家の誰かが大昔に、ウィーンの弦はくぐもった響きと言っていたような。

皇帝円舞曲は遅めのテンポで堂々とした様子。わずかに速度上昇箇所も、終わりに再び現れる冒頭のメロディにより説得力は確保されていた。
クラングフォルムで聞いたのはカスみたいな演奏だと今更ながら確信した。コンマスの目線も泳いでいたし。

テノールはちょっと声量足りないか。オケもガシガシ鳴ってるので大変だなとも思った。