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概要

2023.07.15土
第88回定期演奏会 NAGOYAシリーズ2
北欧シリーズVol.2
15:00開演(14:00開場)
三井住友海上しらかわホール

出演
指揮 秋山 和慶
ヴァイオリン 北川 千紗
プログラム
スヴェンセン:ノルウェー狂詩曲第3番 作品21
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47
シベリウス:交響曲第3番ハ長調 作品52

聴きどころ
管弦楽法を駆使してノルウェーの音楽を発展させたスヴェンセンのノルウェー狂詩曲は、リストのハンガリー狂詩曲に触発された民族色豊かな作品。シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、音楽史において抜いては語れないヴァイオリン協奏曲の傑作。独奏は愛知県出身で数々の国際コンクールで受賞している北川千紗。2020年の日本音楽コンクールで優勝曲を再び。交響曲第3番は、シベリウス一家がヘルシンキ郊外の田園地方に居を構えた頃のもので、3楽章形式の特色ある作品。

チケット料金
プラチナ席:5,500円
S席:4,500円
A席:3,500円
B席:2,500円
学生席:1,000円(当日窓口にて販売、25歳以下、学生証提示)

助成
公益財団法人 アフィニス文化財団

アフィニス・エンブレム 
「音楽文化の担い手としてのプロ・オーケストラが主催する、わが国ならびに各楽団が活動の重点を置いている地域にとって意義がある企画」 として選ばれました。

選考理由
東京、大阪と同様に、複数のオーケストラがしのぎを削る中京地区で、伸び盛りの勢いを感じさせるのが中部フィルハーモニー交響楽団だ。数年来取り組んできたブラームス、ベートーヴェンの両チクルスで目覚ましい成果を挙げた芸術監督・首席指揮者の秋山和慶が、今度は2年がかりでシベリウスの全交響曲と北欧の作品を集中的に取り上げる。円熟の巨匠と若き楽団が挑むこの思い切った企画が、中部フィルの存在感を一気に高めるに違いない。全国的にも要注目のシリーズだ。
岩野裕一(アフィニス文化財団 オーケストラ助成委員)

日記

 やはりヨハン・スヴェンセンのオーケストレーションは最高!輝かしい金管、躍動的な弦、ニールセンの師匠!

 シベリウスのヴァイオリンコンチェルト、とても上手だった。音が大きいというのはそれだけで強みになる。ただもっと小さい音での表現も欲しかった…。例えば冒頭、伴奏はとても小さいトレモロなので、あまり頑張らなくても、もっと抑えて大丈夫…。
 正直アンコールのバッハは無いほうが良かった。シベリウスはとてもよく練られていて素晴らしかったけどバッハは普通。せっかくのシベコンの余韻がなくなっちゃった。

 シベリウスの交響曲、なんど聞いてもどこに芸術的価値があるのかわからない。これはヒーリングミュージックや映画音楽の類じゃないの?でも私が敬愛するニールセンも発表当初そのような評価があったみたいだから、シベリウス好きの人にたいしてわざわざ非難したりは絶対しない。

 それからチケットはほぼ完売だけど空席多すぎない?会員さぼりすぎ。