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真夏の夜の夢序曲
・園田さんの指揮初めて?見たけど、にこやかな笑顔でうったいかけるタイプだった。それはおもしろいけど、弱音の曖昧な指示は案の定バラついてて、これはどうしようもないものかねぇなどと考えた。
・燕尾服の袖の長さがかなり長く作られていた。指揮のポーズ、腕を前に出した時にシャツの袖が少し覗く位になっていて面白かった。でも背中はパツパツ
・丁度曲終わりに咳き込む人がいて少々気の毒だった。

スコットランド幻想曲
・立派な演奏。冒頭はこれからの演奏を大いに期待させるものだったが、だんだん中3らしい真面目な演奏になっていった感じではあった。
・弓の返し、ダウンからアップが音が小さくなりすぎる傾向あり。その他全体的に弓先の音が小さい。これは体格が影響しているか。
・速い箇所のフォルテのアタックが苦手か。終楽章は荒く感じた。でもゆったりとたところは若い人らしく変なクセもないし基本通りというかんじ。音も大きい。g線の食らいつきも、速いところだと曖昧。アンコールのバッハは得意そう。今日もありがとうおじさんいたよ。
・ビブラートがほぼ必ず一呼吸開けてから掛かる。これも終楽章だと似合わないかなあ。丁寧な演奏も常時意識してると悪い癖になってしまう。
・オーケストレーションよい。ハープはきれいだし、アタックの質を変える。ここぞというときのホルン和音も効果的。それに比べてチャイコフスキーはいつも似てて、いつも弦主導で色彩に欠ける。
・真面目できれいな演奏は十分なので、激しさをどう手に入れるか。今後弱点になる。
・三楽章は遅めで、その分四楽章冒頭が早めだったのが良かった。でもそのあとやや遅めのテンポになった。
・第2楽章のシベリウスみたいな所、確実で安定性重視だった。いつもずれないかハラハラする。

チャイコピアノ1.
・音は良くないが、強弱やポルタメントは説得力がありなかなか良かった。
・第1楽章カデンツァの出来が他に比べてよろしく無い。特にカデンツァ始まりがテンポ感や強弱のせいで?方向感が希薄だ。
・アンコールはショパン?やはり準備を沢山しただろうからか出来がよかった。
・でも音が微妙なのがね、もう一度聞きに行きたいとは…
・この曲何が良いのか未だにわからない。でも今日は一応寝ずに最後まで聞けた。冒頭のモチーフは冒頭にしか採用されないというのは以前どこかの曲目解説で読んだけど、本当にそうなのか気になる。他のいくつかの主題はこれの変形で説明できそうなきがするけど。
・となりのおっちゃんが胸ポケットかどこかに鈴のキーホルダーを付けていて、腕が動くたびに鳴るのが大変不愉快だった。今日は千円だし…と思って注意しなかった。こういう多動型に限って最後はだみ声でブラボーと叫ぶ。自分の出す物音にさえ気が付かないほど演奏に入り込むのは結構だが…