ハレ・ルンデ 第64回
パヴェル・ゴムツィアコフ&荘村清志 チェロ&ギターリサイタル

 最初、アルペジオーネ・ソナタでは二人の息があまり合っていないと思った。チェリストは終始の前や各所にタメを入れるタイプだが、ギタリストはあっさりタイプなので、終わりが揃ってない。後半のプログラムは曲も軽くなったのもあり、そういう不満点は見られなくなった。このような言語の違いは感じつつもそれぞれは一流なのでもちろん上手だった。
 チェリストは初耳の人だが身体のコントロール力に優れておりなかなか良かったので頭に留めておきたい。