https://www.nagoya-phil.or.jp/2022/0805100004.html
2022/10/02 日曜日 日本特殊陶業市民会館フォレストホール 14:00開場 15:00開演
日本特殊陶業市民会館 名古屋市民会館50周年記念事業
全席指定500円 未就学児童入場可

永峰大輔(指揮)
菅原洋平(バリトン,司会)

プログラム
▊ モーツァルト:歌劇『劇場支配人』 K.486 序曲
▊ ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「私は町のなんでも屋」*
▊ ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ『おしゃべりなかわいい口』 作品245
▊ ビゼー:歌劇『カルメン』より「闘牛士の歌」*
▊ ビゼー:劇音楽『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」
▊ チャイコフスキー:弦楽セレナード 作品48より第3楽章
▊ ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「夕星の歌」*
▊ ドビュッシー[ビュッセル編]:小組曲より「小舟にて」,「バレエ」
▊ 外山雄三:管弦楽のためのラプソディ
▊ 岡野貞一:ふるさと
 バリトン:菅原洋平
▊ J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲 作品228

料金
【午前公演】関係者のみ
【午後公演】一般:¥500

※3歳未満は保護者ひざ上での鑑賞に限り無料
※収益は名古屋市社会福祉協議会を通じて名古屋市福祉基金に寄付

※「新型コロナウイルス感染症対策とお客様へのお願い」をご確認の上、ご購入ください。

聴きどころ
コロナ禍で日常の生活が大きく変わる中で、当楽団は地域の多くの方々に支えていただきました。
この度、名フィルからの感謝を込めて「サンクスコンサート」を開催いたします。
心を込めてお届けするオーケストラの調べをお楽しみください。

日記

京都市交響楽団も同日愛知芸術劇場でコンサートがあった。そちらに行こうか考え中だったころ名フィルの500円コンサートがあるというのでこちらに飛びついてしまった。京都市交響楽団は曲目は気になったが指揮者とのコンビやら色々好みではなかったので渋っていた。

休憩なし1時間のコンサート。バリトンの菅原氏のトークが上手だった。あれはミュージカルとかで鍛えられてそうな喋り方。永峰氏とはクラシック以外の所で共演していたらしい。やたら仲が良い。多分ディズニーオンクラシックだと思う。

子供たちが結構泣いていた。未就学児童OKなので想定内だが,この中で演奏するプロはすごいなと思った。文化庁の巡回公演で慣れていたりするのだろうか。しかし泣く子供を無理やりホール内に留めておく親はどうかと思うけども。子供がかわいそう。

子供たちによる偶然性の対位法を聞いていて気が付いたのだが,泣き声は「エ,エーン」であって「エーン,エン」ではない。西洋音楽ではターンターンタのようなマイスタージンガー前奏曲冒頭のような,前が長くて後ろが短い音形が頻繁に使われるが泣き方とは反対である。前の音が長いのは堂々とした様子を表しているがこれは子供の不安定さと対比できるものなのだろうか。
もしヨーロッパ人の子供がエーンエーンエと泣いていたら堂々としすぎていてちょっと怖い。

子供達により作り出されたカオスは,作曲家がオーケストラ疑似的に再現したカオスでは到底太刀打ちできないなとも思った。一緒に行ったクラシック初心者の人は楽しい曲が多くてよかったと言っていた。以上。