2022.09.28 (水) アンサンブル・ウィーン=ベルリン ニールセン木管五重奏ほか
アンサンブル・ウィーン=ベルリン
アクトシティ浜松 中ホール 18:15開場 19:00開演
S席7000(6000)
A席5500(4950)
B席4000(3600)
学生B席24歳以下2000(1600)
一般(友の会)6/19一般発売 アクトシティ浜松友の会先行販売6/5 11:00
主催 公益財団法人浜松市文化振興財団
特別協賛 オリックス浜松支店
後援 静岡新聞社・静岡放送
■リゲティ:6つのバガテル
■ミヨー:ルネ王の暖炉 op.205
■ロッシーニ(シェーファー編):歌劇『チェネレントラ』による
ハルモニームジーク より
休憩
■ニールセン:木管五重奏曲 op.43
■メンデルスゾーン(シェーファー編):弦楽四重奏曲 第5番 op.44-3
(当日発表でニールセンとメンデルスゾーンの順番が入れ替わった)
フルート:カール=ハインツ・シュッツ
オーボエ:ジョナサン・ケリー
クラリネット:ゲラルド・パッヒンガー
ファゴット:リヒャルト・ガラー
ホルン:シュテファン・ドール
感想
微妙。彼らの運動神経が良いことはわかっているので,そのうえでどう音楽性があるかを見たかったのに技巧の披露で終わってしまった感じ。特に後半2曲は面白くなかった。ACOのシュッツの協奏曲が素晴らしかったので期待しすぎもあったかもしれない。
曲目が発表されていないときは保留していたがニールセンをやるということなので行くことにした。ニールセンはそれぞれのソロに小カデンツァみたいなものがあって,そこは素晴らしかった。しかし曲全体でみるととにかくテンポが速くすっ飛ばしている感じで,曲想も平坦にしか聞こえず残念だった。席が悪かったかもしれない。隣の学生がよく動く子で気になった。
山根悟朗氏の曲目解説が間違っていたので指摘しておく。オーボエの持ち替えについて「これはもともとピアニストで管楽器の技術に明るくなかったニールセンが,」とあるが彼はヴァイオリニストである。王立管弦楽団で2ndVnを担当していた。ピアノの奏法はあまり詳しくない。「管楽器の技術に明るくない」というのも半分間違っている。幼少期はトロンボーンを吹いていたので,木管楽器には明るくないが正しい。
メンデルスゾーンも個々人の技術はすごいがアンサンブルは微妙だった。ズレてるし。弦楽四重奏を木5にアレンジするのは無理があるかなというのが今回聞いた感想。
ファゴットの音デカい。すごい。
サイド席にしたが,しらかわホールを上回る見にくさだった。椅子の前のほうに座ることが前提になっているのか?次このホールに来るときはケチらないようにしたい。シュッツのコンサートに行くためにバイトを頑張って,毎回S席を買っていたというACO世良氏を尊敬する。
アナウンスの声や喋り方が磯野フネ役の麻生美代子さんに似ている。
以上
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