権代 ヴァイオリン協奏曲

 冒頭の強烈なピッコロを聞いて、またか、という感じ。以前権代氏の作品を聞いたときもこんなのあった。耳が痛くなるから嫌い。
 一応、アルバン・ベルクの系譜っぽいコラール(プレコンサートのやつ?)や、プロコフィエフ2番っぽい音階の上下は面白かった。けど二度と実演は聞きたくない。耳がしんどいので。これで60年後の自分が再演を聞いたとして「昔は嫌いだったけどわかるようになった」などと言っていたら滑稽である。なぜならただ耳が遠くなり聞けるようになっただけだから。

モーツァルト40番

 どうもバイオリンが揃わない。はみ出たり先走ったり遅れたり。山下さんは、指揮棒を持たないとこんな感じ。棒持ったほうが整ってると思います。

モーツァルト41番

 40番の集中力の無さか練習不足かは知らないけど、そこらへんは払拭され、一つの完成形を感じる演奏だったので良かった。これにてしらかわホール終わり。