2/19 N響

https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000729.html

木管◎Cb◎高弦○金管☓
指揮者の存在はあまり感じなかったがそれでいいと思う。そこに注目していなかっただけだし、悪目立ちしなかったということは良かったということだ。

基本的に何度か聞いてるN響と印象は変わりない。木管アンサンブルはとても素晴らしく、国内ピカイチ。音程・音量は言わずもがな、音色の統一感が抜きん出ている。

コントラバスも音が大きくて良い。高弦と金管はゴリっと弾きすぎで音が痛い。普段あまり響かないNHKホールで弾いているとこうなるのか?
弦はまだしも金管は駄目だ。ブラームス4番でのコラールの音程は最悪。奏者が一番よくわかっていると思うが。2音目で修正しても他の人が修正出来てないのでどうしようもなかった。Trpもアタックが荒れがちで不安定。これもいつもの傾向。
Hr1はブラームスの二楽章でなんで首かしげたの?
チューバは愛知芸文には過剰。これはしょうがないけど。でもたまにはこういうチューバもいいですな。

フス教徒は録音を聞いたときは軽薄で面白くないと思ったが、実演ではなかなか重厚感があって最後まで聴けた。

シマノフスキの4番も、録音はつまらなかったが実演は迫力があってよかった。最後の方の盛り上がりはなかなか和音が綺麗。荒れず、破綻せず。

サイン会があったらロットのCDを買って、日本でもロット振ってください!と激突するつもりだったけど無かった。残念。