3/5 マイスタージンガー

序曲はヘタ。低音主旋律は暴走。全体的に歯切れ悪く強弱の区別もハッキリしない。流れも悪い。「重く」以降も重くなくもたつく。寝そうになったが、その後の合唱は素晴らしく、目覚めた!合唱はマスクあり😷。

第一幕第二場は予想通り寝て、黒板が登場するシーンから血糖値も安定し起きた。ヴァルターは明らかにガラガラ声。高音のハリはあるし音量は出るが後半大丈夫だろうか?カツラをかぶる。森谷氏は赤い地毛。

ヴァルターはヤヴァイがザックスが素晴らしい。ホールがよく響く。次いでベックメッサー。

第1幕終わりではオケもノリが良くなってきた。ホルンも高音健闘。ミス無し。


第二幕
前奏曲で気がついたが、2ndVnとVlがけっこう棒演奏。眠い演奏。寝た。どうも指揮と演奏の熱量が噛み合ってない気がする。京響疲れてる?

ラウテの音はいい。ハンマーでの底付けの音は控えめだった。もっと金属音が響くかと思ってた。革底を叩いてただけだからそんなもんか。
第三幕だけきちんと聞ければ良いか。

夜警の人声量ありとても良いよ。
ザックスも声量あるけど、なんか安定で一定すぎでフレージングに欠ける。
歌詞が役者から遠くて見にくい。それに役が体言止めの書き言葉っぽくて入ってこない。一昨日の大阪弁と比べるのもいかんけど。全訳読んでいったので話はわかるから歌詞見なくていっか。

ベックメッサーのハープは普通のより音量があり。余韻も長かった。

おけが弱音のハーモニーは如実に実力が現れるという持論を持っているので、弱音の音程が悪いとう〜んとなってしまう。

第三幕
流石に私も目覚めたまま。
ヴァルターは若干ガラガラしてるが、気にしなければ問題ない範囲。大きなダイナミクスでの表現は流石。ここぞという時の持ち上がり方が素晴らしい。
コートナーはやっぱり上手。ダイナミクス、音程、フレージング、全てが高い水準で纏まっている。バランス型。
ザックスは独特の倍音のある声で常に張りと声量が有って素晴らしい。だがどの場面でも一様にそんな感じに聞こえたのがわずかに残念。でも大役をこなす体力もあって素晴らしいですよ。
ダーフィトが今回の歌手の中では特に良かった。感情表現もあり、音楽的な表現もあり。
エーファちゃんは、いつも通りすごいけど、なんか全てを出し切った感が足りない印象。五重奏の時は思ってたのと違ったが、そこよりもザックスにどう恩を返すかみたいなところが良かった。遠慮がちにみえたのはそういう役だからかなあ。気のせいかも。
マグダレーネさんも上手だった。

第三幕最後の場の、賑やかな入場行進では沼ちゃん踊ってた。広上流か。

最後の最後でまたチューバが謀反。なんで?なんかやなことあった?そんな、俺のテンポこそが正しいんだー!みたいな小学生の時の私みたいな演奏しないでよ。

演出はそんなに不自然じゃ無かったし頑張ってたのでは。足場がグラつく所の演出は面白かった。第二幕のマグダレーネがエーファの身代わりになるところはわかりにくかった。

18:40終演でカーテンコールが19:00まで。隣の人が甲高い音で耳が死んだ。途中で場所移ったけど。周りの数人が、演出の人が出てきた時に拍手やめてた。

トリスタンとイゾルデが歌詞に出てくる前に、イゾルデの愛の死の引用が見つけられたのが個人的に嬉しかった。場所は忘れた。ザックス歌唱の箇所。

京響はあんまり上手じゃないとおもうんだけど、ついったーらんどでは評価高いよね。組長にセルフプロデュースの理論でも習ってるのかね。

最後のザックスが突然ナショナリズムを語りだす場面は、当時の人はこんなふうに考えていたたんだなーと歴史物を見る感覚になった。当時というのは中世ではなく、ワーグナーの時代なんだろうけど。


名古屋駅から膳所駅までJRで一度も改札通らずに行った。行きは割りとあっという間。去年近鉄で4.5時間位で?京都まで行ったときは退屈だし途中高所だから耳は痛いし嫌な気分だったけどびわ湖意外と近いかも。

膳所駅下車は、改札ではなく乗越精算というのが必要らしい。仕組みはよくわからんけど。改札通れなくて焦った。