感想
 ピアニスト全然弾けてないやん😭ちょっと細かいパッセージになると全然指が回ってない。極めつけは9番の最後。ハーンが少し速度を煽ったけど、ヘフリガーは全く付いていけずモタモタモゴモゴ。最後から2音目の和音は音外すし、なにやってんだか。10番はもう少し簡単なので下手さが9番ほど目立つことはなかったが、2人の間の齟齬が気になってしまう。アンコールのイゾルデの愛の死はなかなか良かったので、メインプログラムの練習不足が如実に表れる結果となった。でも今回の日本ツアーの前に韓国も同プログラムで行っているはず。なのにこの出来ということはやっぱり根本的に下手なのだろうな。残念。

 合わせ自体は1年前からやってるみたい。
ハーンは練習熱心で、自分に厳しいというイメージがあったけど、このような演奏会を開くという事は少なくとも一つの演奏会にかけるストイックさというのは幻想だったわけだ。
 それに技術があっても職人的に作り込まれた音楽という感じもせず新たな解釈も特段なくだからといって完成度が高いクラシックというわけでも無かった。今度は無伴奏コンサートを…これは誰もが願っているはず。イザイのCDを発売したみたいだし来年はそれでよろしく。

 名古屋公演前日の所沢公演だったっけ?は誰でもサイン会に参加できたようだが今日はCD購入者のみだった。また、今日はプログラムは有料。別にいいけど。